お役立ちコラム

パナソニックの太陽光発電はどう選ぶ?特徴・保証・価格を解説

PanasonicパナソニックのMODULUSブラックモデル MS470αの公式製品画像MODULUS ブラックモデル
画像出典:パナソニック・太陽電池モジュールのラインアップ

「パネルの性能も、暮らしとの相性も大切にしたい。」

パナソニックの太陽光発電は、発電効率と屋根への納まりを考えたパネルに加え、蓄電池や家の設備まで見渡して選べることが特徴です。

現在、検討したいのは「MODULUSブラックモデル」。かつてのHITとは発電する仕組みが異なります。現行製品の性能、保証の使い方、工事込み価格の比べ方を整理しました。

POINT 01

受光面を広く、すっきりと。

電極を裏側に配置するバックコンタクト方式。黒を基調にした外観も特徴です。

POINT 02

つくる先の、使い方まで。

蓄電池・V2H・HEMS・給湯設備も含め、暮らしに合う構成を検討できます。

新しいパネルは、裏側の電極がポイント。

MODULUSブラックモデルを屋根に載せた住宅のメーカー設置イメージ
メーカーが公開している設置イメージです。YourSの施工写真ではありません。画像出典:MODULUSブラックモデルの特徴・技術解説

2025年5月に発売されたMODULUSブラックモデルは、N型バックコンタクト方式を採用。電極をセルの裏側へ移すことで、表面の電極による影を減らし、光を受ける面を広く使う設計です。

表側の電極がないバックコンタクト方式を示すパナソニックの公式説明図
画像出典:MODULUSブラックモデルの特徴・技術解説

効率だけでなく、屋根との見た目も。

黒いフレームと、電極線が目立ちにくい受光面。外観をすっきり見せたい方にも、候補になるパネルです。設置後の印象は、パネルの並べ方や架台の高さでも変わります。

暑いときの出力低下を抑える工夫。

最大出力の温度係数は、−0.26%/℃。パネル温度が基準の25℃を上回るとき、出力がどれほど低下するかを示す数値です。旧MODULUSのPERCモデル(−0.33%/℃)より、温度上昇による低下が小さい設計になっています。

比較するときは気温ではなく、パネル自体の温度に対する数値として見ましょう。実際の発電量は、日射や影、屋根の向きなどにも左右されます。

仕様・技術の出典:パナソニック・太陽電池モジュールのラインアップ、MODULUSブラックモデルの特徴・技術解説。

1枚の大きさより、屋根全体で比べる。

標準サイズ、ハーフサイズ、大型の3種類があります。1枚あたりの出力だけで選ばず、屋根の形に合う配置と、載せられる合計容量で比較することが大切です。

標準サイズ MS265αの公式製品画像
標準サイズ
MS265α・265W
大型サイズ MS470αの公式製品画像
大型サイズ
MS470α・470W

スマートフォンでは、表を左右に動かしてご覧いただけます。

MODULUSブラックモデルの主な仕様
製品・型番公称最大出力/
モジュール変換効率
寸法・質量
MS265α・標準
VBM265KJ01N
265W/22.0%1,542×780×35mm
13.0kg
MS130α・ハーフ
VBM130KJ02N
130W/20.6%810×780×35mm
7.5kg
MS470α・大型
VBM470KJ03N
470W/23.5%1,762×1,134×35mm
21.5kg

出典・製品画像:パナソニック・太陽電池モジュールのラインアップ。出力・効率は標準試験条件での値で、日常の発電量そのものではありません。

広い屋根なら大型、細かな余白を使いたい屋根なら標準やハーフが役立つ場合があります。ただし、組み合わせや取付方法には条件があるため、設置できる範囲を確認した配置図で判断します。

同じ屋根で、何kW載るか。パネルの枚数、合計容量、年間発電量、工事費までそろえて比較すると、ご自宅に合う選択が見えやすくなります。

「撤退した」と聞いて、気になっている方へ。

パナソニックは2021年、太陽電池の自社生産を2021年度中に終了すると発表しました。同時に、日本国内では外部調達を活用し、パナソニックブランドの販売を継続する方針を示しています。

つまり、自社生産の終了と、国内販売の終了は別の話です。現行の国内公式ラインアップにはMODULUSブラックモデルが掲載されています。

出典:太陽電池の生産体制に関する公式発表(2021年2月1日)、パナソニック・太陽電池モジュールのラインアップ。

以前の「HIT」とは違う製品です。

HITはパナソニックの従来シリーズ。現在の公式ページでは、HITと旧MODULUSのPERCモデルを在庫限定品として案内しています。新しいブラックモデルはバックコンタクト方式なので、HITの評判や古いカタログの数値を、そのまま現行製品の説明として使うことはできません。

見積りでは「パナソニック製」という名前に加え、シリーズ名と型番を確認しましょう。既設HITの修理や機器交換についても、新設の計画とは分けてご相談ください。

販売状況の出典:パナソニック・太陽電池モジュールのラインアップ。既設品の保証対応については太陽電池の生産体制に関する公式発表(2021年2月1日)をご参照ください。

25年と15年。保証するものが違います。

ブラックモデルは、パネルの出力を25年間、製造上の不具合を15年間、無償で保証します。対象の周辺機器にも15年の機器保証がありますが、機器や部位によって期間などに例外があります。

スマートフォンでは、表を左右に動かしてご覧いただけます。

主な保証・補償の違い
対象期間確認したい内容
パネルの出力25年・無償規定を下回る出力低下への対応
パネルの製造上の不具合15年・無償製造に起因する割れなどへの対応
対象の周辺機器15年・無償型番・部位ごとの期間と適用条件
自然災害による損害15年制度加盟販売店の取扱い。対象・上限あり

出典:長期保証・自然災害補償の対象と条件。長期保証には登録施工店などの施工条件と申請が必要です。ご契約前に、対象機器・保証書・手続きを確認します。

出力保証は、毎年の発電量を約束するものではありません。

所定の測定でパネル出力が基準を下回った場合の保証です。日射の少ない年の発電量や、電気代の削減額を保証する制度ではありません。

自然災害の補償も、条件を確認。

火災・落雷・風災などへの15年補償は、制度加盟販売店が取り扱います。地震・噴火・津波・盗難などは対象外で、支払上限や他の保険との調整があります。すべての契約に自動で付くものとして判断せず、お見積り時に加入の可否を確認しましょう。

太陽光工事に起因する雨漏りなどを対象とするYourSの施工10年保証は、これらのメーカー保証・補償とは別にご案内します。工事と機器、それぞれの窓口を明確にしておくことが大切です。

発電のあとも、暮らしに合わせて。

パネルの性能に加えて、つくった電気の使い方まで考えたい方には、パナソニックの蓄電池やHEMSとの連携も比較材料になります。

蓄電池・V2H

昼間の電気を夜に使う、EVと家で電気を融通するなど、家族の生活時間や停電への備えをもとに検討します。

HEMS「AiSEG3」

家庭のエネルギーを見える化し、対応設備の制御にもつなげる仕組みです。発電量だけでなく、いつ電気を使うかも考えられます。

対応エコキュートとの連携

AIソーラーチャージPlusでは、発電予測などを使って夜間の沸き上げ量を調整し、昼間の太陽光でお湯を沸かす運転を行います。

同じメーカーなら、どんな設備でも自由につながるわけではありません。既設機器の型番、通信環境、料金プラン、対応するパワーコンディショナまで確認して、必要な連携を選びます。

機能の出典:HEMS「AiSEG3」の公式発表、エコキュート・AIソーラーチャージの公式説明。対応機器・設定などの条件があり、節約効果は生活条件によって変わります。

蓄電池について見る →
エコキュートについて見る →

価格は、工事込みで確かめる。

公式ページの希望小売価格は、パネル単体の価格です。実際の導入費用には、架台、パワーコンディショナ、配線や施工費などが加わります。屋根や足場の条件でも変わるため、一律の金額だけでは比較できません。

  • 容量と発電量をそろえる合計kW、配置図、年間発電量の試算を確認。試算の屋根条件もそろえます。
  • 工事と保証をそろえる足場・電気工事・追加費用、保証の申請や補償の範囲まで含めた総額で比べます。
  • 回収年数は、ご家庭の使い方から導入費だけでなく、自家消費、売電、電気料金、将来の機器交換費用も考えます。

2027年1月からの価格改定も確認を。

パナソニックは、2027年1月1日納入分から太陽電池モジュールの価格を平均約10%改定すると発表しています。これはメーカーの価格改定率で、工事込み総額が一律10%上がるという意味ではありません。納入時期と対象製品を、お見積り時に確認します。

出典:2027年1月納入分からの価格改定について(2026年10月13日発表)。

どんな方に合うでしょうか。

バックコンタクトの性能、黒を基調にした外観、HEMSや給湯まで含めた連携を重視する方に検討いただきたいメーカーです。一方、導入費用を最優先する場合や、すでに他社の設備を使っている場合は、他メーカーの構成も同じ条件で比べましょう。

YourSでは大阪・和歌山・兵庫・奈良を中心に、ご自宅の条件とメリットを確認します。導入しないほうがよい場合も、その理由をお伝えします。

ご自宅に合うプランを相談する →

よくあるご質問

パナソニックは太陽光から撤退したのですか?

自社生産の終了を発表していますが、国内では外部調達を活用してブランド販売を継続する方針です。現在の国内公式ラインアップにはMODULUSブラックモデルが掲載されています。太陽電池の生産体制に関する公式発表(2021年2月1日)、パナソニック・太陽電池モジュールのラインアップ。

今のパネルもHITですか?

現行のMODULUSブラックモデルはN型バックコンタクト方式です。HITとは別のシリーズで、HITは在庫限定品として案内されています。見積りの型番を確認しましょう。パナソニック・太陽電池モジュールのラインアップ。

25年間、故障もすべて保証されますか?

25年はパネルの出力保証です。製造上の不具合に対するモジュール瑕疵保証は15年。対象や測定条件、申請の有無を保証書で確認します。長期保証・自然災害補償の対象と条件。

自然災害への補償は付けられますか?

制度加盟販売店が扱う15年補償があります。採用機器や契約の条件、補償対象・上限を確認する必要がありますので、ご相談時に適用の可否をご確認ください。長期保証・自然災害補償の対象と条件。

蓄電池やエコキュートも同じメーカーがよいですか?

連携したい機能があるなら、有力な比較候補です。ただし、型番ごとの対応確認が必要です。既設設備を生かせるか、費用に見合うかも含めて比べます。

パナソニックと他メーカーの相見積りもできますか?

はい。屋根の図面や他社のお見積りがあればお持ちください。パネルの型番、容量、工事、保証の条件を整理して比較します。お見積りは通常1週間を目安にご案内します。

大阪・和歌山・兵庫・奈良に対応

わが家に合うか、一緒に確かめませんか。

屋根の形も、電気の使い方も、ご家庭ごとに。パナソニックを含め、ご計画に合う機器と価格をご提案します。

お見積りは通常1週間が目安です。図面や他社のお見積りをお持ちの方も、お気軽にご相談ください。

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